Export citation
Search in Google Scholar
Full text: Unavailable
我々は熱励起電荷キャリアによるイオンの酸化還元能を検討している。β-FeSi2をキャリア生成半導体として選択し、その価電子帯準位近くに酸化還元準位を持つCu+/Cu2+をイオン種として選択した。銅イオン伝導体を半導体と接合した結果、真空中600℃で開放電圧0.9V、短絡電流10μA/cm3の電池特性を得た。CV前後のXPSから、正極側で1価、負極側で2価の増加がみられ、銅イオンの酸化還元が確認された。