奈良市教育センターで小学生とその保護者対象の「理科教室」を開催した。奈良教育大学で長年実施してきたフレンドシップ事業「夢化学」の後継事業としての位置づけで、奈良教育大学の学生の教員になるための訓練の一環になればと考えている。理科教室は平成26年度は計3回行う予定で、すでに2回実施した。内容は、第1回と第3回が「絹の糸と化学の糸」第2回が「プラスチックのふしぎを調べよう」として行った。本学の学生と奈良市教育センターの方々の協力を得て実施した。また、平成26年度は7月13日日曜日に奈良市教育センターで開催された科学・工作フェアにも参加し、「銀鏡反応で手鏡を作ろう」という講座を午前中に2回行った。フレンドシップ事業「夢化学」の後継事業としての理科教室も4年目に入った。実施内容を記録するとともに教員になるための準備としての理科教室のあり方や、今後の課題について述べる。