中学校における食物連鎖の生物教材の実証 ; Varification of teaching materials of food-chain in a middle school. ; チュウガッコウ ニ オケル ショクモツレンサ ノ セイブツ キョウザイ ノ ケンショウ
Journal article published in 2007 by
良一 加藤,
孝彦 工藤,
智子 小関,
寿紀 遠藤,
隆. 鈴木,
リョウイチ カトウ,
タカヒコ クドウ,
サトコ コセキ,
トシノリ エンドウ,
タカシ スズキ,
Ryoichi Kato,
Takahiko Kudo,
Satoko Koseki,
Toshinori Endo,
Takashi Suzuki
Abstract
カタクチイワシ,ウルメイワシ,小アジおよび平子イワシの各煮干から胃および腸を取り出して,それらの内容物を光学顕微鏡で観察すると,甲殻類の体の一部などが確認できた｡この時,その胃や腸が最も単離し易かったのはウルメイワシであり,中学校理科の授業で食物連鎖の生物教材を煮干とする場合は,ウルメイワシが最も適していると言える｡また,生アジ,天然のイワナおよび天然のヤマメも,その生物教材に適していた。キーワード:教材, 食物連鎖, 生物教育, 生魚, 煮干